自然の進化においては、進化のアルゴリズム自体が進化している。 その先を読めないか? 進化のアルゴリズムはここにきて決定的に大きな飛躍を成し遂げる。 人間の脳が、そのアルゴリズムを作り出し、それを適用するのだ。 人間は進化の肩代わりをするにはまだ未熟すぎる。 進化について知ることは、我々自身について知ることである。 この宇宙では、なぜ進化が可能なのか? (可能である実例はここにある) たまたま進化が可能であった宇宙だから、生命が存在し、ぼくらが存在するのだ。 よくある、 「人は何のために生きているか」 と同じ問いであろう。 ちなみにその答えは、 「進化の中でたまたま生き残った遺伝子の配列の結果/原因だから」 である。 「代替できる人間は自分を見失っている」 ”代替できる”の定義が問題だ。 アインシュタインでさえ、時間さえあれば、 同じことを考えた人間が現れたであろう。 仕事だけではないはずだ。 家族は代替できるか? 今この瞬間に限定すれば、代替できる人間などいないはずだ。 (本当だろうか) 自分を見失って何が悪いのか。 (ならばそのまま死ぬがいい) 創作→転用→ミックス→消費。 単なる自己陶酔。 (死ね死ね) 人間にとっては 「人間に近い生き物ほど旨い」という。 野菜より、魚より、肉の方が旨く感じるのはそのせいだろうか。 (ぼくはそうは思わないが) こういうのも知ってるかい。 「人間に近い生き物ほど食べると体に悪い」 これは少しでも自分に近い遺伝子の生き物を殺して食べると、 遺伝子の保存と繁殖に悪影響があるからだ。 (自分と同じ遺伝子が少なからず混じっているはずだから) そんなものを食べたがる個体は早死にした方がよい。 だからもともと生き物はそういうふうにできているのだ。 うそだよ。