ヤマアラシのジレンマ
1998年6月16日


	教育
	 人の社会的戦闘力
	 それは
	 一つの数値で表すことはできない
	 一次元で人をはかることはできない
	 偏差値?
	 天才は偏っているものだ
	 アインシュタインも語学は苦手だった
	 エジソンは学校を中退した

	 なぜ苦手分野との平均値でしか評価してもらえないの?
	 得意分野だけ評価してもらうのではだめなの?
	 人は長所をつかって生きていくのではないの?
	 短所はみんなで補いあえる
	 それが社会じゃないの?


	たばこ
	 僕はたばこを吸わない
	 たばこを吸うと老化が促進される可能性があるからだ
	 たばこを吸っている人は吸わないよりも老けて見えるという統計がある
	 女の子は知っていた方がいいと思うよ


	ヤマアラシのジレンマ
	 棘の長さにも個人差がある。
	 身を寄せ合ったとき
	 棘の短いヤマアラシは自分ばかり傷つく
	 棘が長いヤマアラシは相手を傷つけても
	 自分は痛がることはない


	アーサー・C・クラークは
	 すでに1950年代からネットワークの発達による社会の変化を予測していた
	 誰でも、何処からでも図書館に自由にアクセスできる時代
	 距離が意味を持たなくなる世界
	 コムセック
	 都市はなくなるという
	 全ては因果律の流れのままに?


	ネットワークが真の意味で進化すると
	 音声では遅すぎる
	 文字では役不足になる
	 まったく新しい伝達方法を考えなくてはならない
	 それが現れたとき、僕たちはそれについていけるのだろうか
	 パソコン社会に置いて行かれた今のおじさんたちのように
	 ぼくらは旧人類になってしまうのだろうか


	仮説
	 年をとった人の顔ほど
	 エントロピーが高い

	 いや、フラクタル次元が高いのか?


	脳の活動野
	 フィードバック式実験
	 被験者自身がわざとその部位を
	 活発にするように
	 自分の思考をコントロールする
	 そのとき何をしたのかを聞く
	 サンプル数が多ければ
	 有意な結果が得られるのではないか


	冗談とは
	 共通の記憶があって
	 初めて笑えるもの

	 遠い記憶や
	 仲間内にしかわからない言葉
	 それらの共有感覚


	システム
	 エベレストに10人登るためには
	 サポートに1000人必要だという

	 携帯電話もそんな感じだ。
	 携帯電話の機械そのものに驚嘆すれこそしても、
	 回線システムの開発、その工事や保守をする人、それらを支えるための社
	 内システム、社内システムを支える保守者など
	 莫大な資金と人材が投入されていることを
	 普通の人は知らないし
	 だれも感謝などしない。


	ふざけるな
	 コイの悩みだと
	 甘ったれるな
	 何もかも許せない
	 俺より不幸せそうにしているもの
	 そして
	 なぜそんなに不味そうに食うのだ

	 何もかも許せない
	 俺より幸せそうにしているもの
	 手をつないで歩くな
	 肩を寄せ合うな
	 貴様らにはなぜそんな資格があるのか
	 そして
	 なぜそんなに美味そうに食うのだ

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