インド、パキスタンが核兵器の開発に成功した。 アジア経済が破綻した。 ロシアの市場経済が崩壊した。 北朝鮮のテポドン1号が日本を飛び越えて太平洋に達した。 すべてが世紀末 あの日を目指して、走り出してしまったのか? 「予言」は口に出した瞬間から 人々の行動に少しずつ影響しはじめ あまりにも古く、あまりにも広く知れ渡った「予言」は 「予定」となってしまうのではないか 次に来るのは・・ 核の拡散 世界恐慌 それは2度の世界大戦の前の状況と同じ・・・ 極度の不況は軍事的な力に解決法を求める ナチスや日本帝国のように 極度の不況に襲われたロシア、北朝鮮、インド、パキスタンが 火種になることは誰にでも想像がつく そして恐怖こそが人を動かす 恐怖に駆られ、日本人はついに銃を手にしてしまうのではないか 他の国での出来事のうちは平和主義者を気取っていたくせに 自分自身の命、家族の身の危険に気づいたとたんに 使ったこともない銃を不器用に振り回そうとするのではないか